60年NJ録音,”Oliver Nelson”が”King Curtis”と”Jimmy Forrest”とのテナーサックス3管バトルを企てたセクステットを編成。ピアノはこの時期”Latin Jazz Quintet”や”Shirley Scott”に参加していた”Gene Casey”リズム隊は”George Duvivier”と”Roy Haynes”と燻し銀を招聘。エンジニアは”Rudy Van Gelder”と万全態勢。これ以降はコンポーザーとしての才能を開花させてゆくテナーサックスプレイヤー #オリバーネルソン の”Soul Battle”と銘打った #モダンジャズ バトルはなかなかの聴き物。能天気なブロウ対決になりがちな展開をテーマに寄り添った各人の個性を発揮したソロをもしっかり組み込んだ秀逸なアレンジは流石。オープニングの”Blues at the Five Spot”から朴訥ながらグルーヴ感のあるウォーキングベースにキレのあるシンバルレガートが絡み, 小粋なピアノが隙間を埋めると”Nelson”のテナーが嘶く。バッキングに回る2管もピッタリと息を合わせて行く。それぞれがソロを回してテーマに戻る。おそらくは簡単な打ち合わせを交わした後にレコーディングを開始した様なリラックスした雰囲気も気持ちが良い。捨て曲ナシの大名盤。こちらは88年発売,US,Prestige(OJC-325)高音質リマスター再発盤。本家リマスターだけあって立体感と奥行き,粒立ちの良い楽器のバランス,音質,音圧,音像共にオリジナルと遜色無い圧倒的な仕上がりは流石です。** 注意点 必ずご確認下さい。盤面状態良好ですが再生に影響無い微細な盤反り有り,プレイ時上下に1-2ミリゆったり揺らぎますので中古レコードにご理解のある方のみ購入をご検討下さい。#OliverNelson#KingCurtis#JommyForrest#モダンジャズ#クールジャズ#ソウルジャズ#ファンキージャズ